▲上記の質問に答えていきます。▲
ハレルヤ!クリスぱんだ(@jesus153blog)です。
聖書を買おうと思って店頭に行ったり調べたら”翻訳”が色々あって「聖書ってどの訳がおすすめなんだよ?」って疑問に思ったりしませんか?
僕のマイ聖書は自分の通う教会と同じ翻訳の本ですが・・聖書をプレゼントする時があった時に続々と新しい聖書が出ていたので購入に迷ってしまった経験があります。
というわけで・・これから聖書を買おうとしてる人に僕のように聖書選びに迷わないように・・現役クリスチャンが聖書の翻訳の種類と違いを比較しつつ情報をまとめたので聖書購入の役立てに参考にしてください。
Contents
初心者におすすめの聖書翻訳
翻訳から聖書選びに迷ってしまった向けに、ランキング形式で初心者におすすめの聖書翻訳をご紹介。
おすすめを紹介する前に聖書の訳の情報を前置きしました。
▼早見聖書の翻訳表▼
👇スクロールできます。
※聖書の内容的には、ほぼほぼ全部同じです。
それぞれ翻訳の特徴です👇
- 文語訳聖書👉レトロで古風な文体が好きだ!
- 口語訳聖書👉文語訳より砕けた文章がいい
- 新改訳聖書2017👉私はプロテスタントだ!
- 共同訳聖書👉みんな買ってる王道の聖書!
- 聖書協会共同訳👉総動員で作った聖書!
- 【他】リビングバイブル👉とにかく分かりやすく
- 【他】フランシスコ会訳聖書👉詳しい解説も一緒に(カトリック向け)
翻訳に関しては上記の通り。
翻訳の比較👉(例)詩篇34章1節より内容を比較。
📕文語訳(レトロ口調)
・われつねにヱホバを祝ひまつらんその頌詞はわが口にたえじ(詩篇 34:1)
📕口語訳(戦後に新たに訳された)
・わたしは常に主をほめまつる。その讃美はわたしの口に絶えない(詩篇 34:1)
📕新改訳2017年(福音派によって新たに訳された)
・私はあらゆるときに、主をほめたたえる。私の口にはいつも主への賛美がある(詩篇 34:1)
📕新共同訳(カトリック&プロテスタンによる翻訳)
・どのようなときも、わたしは主をたたえわたしの口は絶えることなく賛美を歌う。(詩篇 34:1)
📕聖書協会共同訳(新たにカトリック&プロテスタンによる翻訳)
・私はどのような時も主をたたえよう。私の口には絶え間なく主の賛美がある。(詩篇 34:1)
では、おすすめの聖書翻訳をご紹介!
聖書翻訳おすすめ④位「文語訳」
特徴として格調の高い日本語で訳されてます。
ぶっちゃけ、言葉が古すぎで理解が難しいので必要性はありません。
歴史としては古いもので1887年明治に旧約聖書の翻訳・1917年大に新約聖書が翻訳されました。
現在では、時代の変化で若い人々には言葉が古臭いので「一般性がない」という感じです。
マニアックな聖書が欲しいって方は、文語訳が良いかと。
聖書翻訳おすすめ③位「口語訳」
「口語訳聖書」の特徴としては、分かりやすく、短い言葉で言い切るような訳なのでリズムがあり読みやすいのが口語訳です。
歴史としては、新約聖書→1954年、旧約聖書は→1955年に出版。とまだ古い感じですが・・。文語訳よりは読みやすいです。
ちなみに僕も口語訳の聖書を使っています。
少し古いですが、最新版とお古の中間の翻訳です。
聖書翻訳おすすめ②位「新改訳2017聖書」
初版が1970年で100%プロテスタント派に贈る聖書です。
と言うのも「福音派」と呼ばれる人々が「口語訳」で神学的に納得できないという人々が新たに訳した聖書が新改訳となります。
現在では、「新改訳聖書」の改訂第3版が2003年に出版され(差別用語を修正したり、日本語として不十分な表現を書き換え)さらに2017年に全面改訂による新しい翻訳聖書が発行されました。
プロテスタントなら新改訳の新しい聖書で新規スタートです( ^∀^)ノ📕
福音派に属するクリスチャンは、これはおすすめですよ!
聖書翻訳おすすめ①位「新共同訳聖書」
新共同訳は、「日本基督教団」「日本聖公会」「ローマ・カトリック教会」が共同して翻訳に当たった聖書です。
新共同訳聖書の残念なのは、一般的に「正典」とは認められておらず「第二正典」と呼ばれる聖書です。
最新の学問的成果をふまえて、読みやすい日本語で表現しているのが「新共同訳聖書」の特徴ですが、カトリック・プロテスタントとどちらとも扱えるため一番売れているけど、ガチガチの正統派さんは認めたないところがあります。
こちらの聖書のおすすめ理由としては、幅広くという意味とキリスト教はカトリック系が多いので1位にしました。
カトリックの方は、共同訳がおすすめで、さらにこの系統で新しい訳が欲しい場合は聖書教会共同訳になります。
※新共同訳は『トビト、ユディト、マカバイ 1, 2、知恵の書、シラ、バルク 1、含 エレミヤの手紙、ダニエル書補遺、エステル記補遺、』が含まれています。→プロテスタントは使いません。
もし新共同訳をお買い求めで、新しい翻訳の聖書が欲しい場合は引照と注がある聖書協会の聖書がおすすめです。
👉聖書の続編(旧約)付き、引照、注付きとは?聖書を買う時に知っておきたい聖書の注意点
【番外編】英語版聖書の比較
ちなみに英語版の聖書の種類は下記の通り。日本語の聖書を探している人は飛ばしてOKです!
- 逐語訳(ちくごやく)(word for word)
- 意訳(thought for thought)
- パラフレーズ訳(paraphrase)
英語版の聖書の種類では上記の3つです。
極端ですが、それぞれの意味合いと例文を踏まえて説明します。
📕例文 Today is a cold day
・逐語訳(ちくごやく)・・原文に沿って、一語一語正確に翻訳・解釈すること
Today is a cold day👉今日寒い日
・意訳・・一語一句にとらわれず、文全体の背景やニュアンスや流れを意識しながら、読みやすい自然な文章にする
Today is a cold day👉今日は冷えるね〜
・パラフレーズ訳・・他の語句に置き換えて、わかりやすくする
Today is a cold day👉今日は、寒くて嫌だなー
このように翻訳によって話の自由度が変わります
大まかに3つに分けましたが実際には、かなりの訳があります。
意味不明だと思うので難易度の簡単な順に並び替えます。
- 3.0 NIrV (New International Readers Version)
- 3.5 NCV (New Century Version)
- 4.5 Message (The Message Bible)
- 5.0 GW (GOD’S WORD Translation)
- 5.5 CEV (Contemporary English Version)
- 6.0 NLT (New Living Translation)/6.0 CEV (Contemporary English Version)
- 6.5 NAB (New American Bible)
- 7.5 HCSB (Holman Christian Standard Bible)/7.5 NIV (New International Version)
- 8.0 NKJV (New King James Version)
- 10 ESV (English Standard Version)
- 11 NRSV (New Revised Standard Version)/11 NASB (New American Standard Bible)
- 12 KJV (King James Version)
さらに逐語訳か意訳かパラレード訳かも気になるかと思うのでざっとわけます。
👇スクロールできます。
訳 | 逐語訳 | 意訳 | パラレード訳 |
分類 |
|
|
|
馴染みがない人にとって「結局はどれがいいの?」「おすすめはどの聖書?」などとなりますよね。
これも3タイプに分けれます。
「英語が得意だから、忠実に聖書が学びたい」👇
ネイティブ英語ができる人受け。
「英語も適度に読めて聖書もある程度忠実に学びたい」👇
英語と聖書のバランス型。
「英語も読みたいけど、日本語も一緒に読みたい」👇
最新の日本語訳と英語のバイリンガル聖書(2019年8月時点)。
まず英語の聖書探しに迷ったら上記の聖書を買うと間違いありません。
おすすめの聖書の選び(まとめ)
訳 | 文語訳 | 口語訳 | 新共同訳 | 聖書協会共同訳 | 新改訳2017 | リビングバイブル | フランシスコ会訳聖書 |
画像 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
年代 | 1887年〜1982年 | 1954〜1955年(新・旧約) | 1987年〜 | 2018年12月 | 1970〜2017年 | 2017/5/1 | 2013/2/4 |
特徴 | 文語調の美しい文章で、愛読者が絶えない名訳 | 戦後の日本人による初めての完訳聖書 | 現代日本における比較的新しい翻訳(カトリックとプロテスタント共同訳) | カトリック・プロテスタント諸派の協力による翻訳 | 原典に忠実で時代による日本語の変化を意識した、より簡潔で自然な表現の翻訳 | とにかくわかりやすさ中心で読み砕いている翻訳 | カトリックでのみ使われる翻訳書。学説をわかりやすく解説。 |
こんな人におすすめ | 古くクラシック調が好き | 昭和なレトロな文体の感じが好き | 売れっこNo1聖書 | カトリックもプロテスタントもOK! | 100%プロテスタント派 | かなり読みやすく読みたい | カトリック系聖書を詳しく学びたい人。 |
購入先 | こちら | こちら | こちら | こちら | こちら | こちら | こちら |
※聖書の内容的には、ほぼほぼ全部同じです。
聖書の訳は、翻訳での言葉の言い回しで変わります。正式な聖書であれば意味はあまり変わりません。
個人的におすすめは👇
★プロテスタント→新改訳2017
★カトリック・施設・学校→新共同訳
これが定番でしょう!
よっぽどのこだわりがなければ上記の選びで間違いありません。
まだ検討するなら、一度アプリでインストールして読んでみて実際に比較した上で購入してもいいと思います。
では、素敵な 聖書が見つかりますように( ^ω^ )