婚宴の上座のたとえ話
【語られた内容】(ルカの福音書14:7〜14)
※口語訳より
【どういうたとえ話?】
こちら律法学者やパリサイ人の人達が上席を好んで選ぶ場面であり「ん?ちょっと違うんじゃないの?あなた方はそんな偉いのけ?それは正しい信仰生活かい?」って感じでイエス様が彼らに指摘をする場面になります。
言わば彼らは鼻高だったわけです。
「そのすることは、すべて人に見せるためである。すなわち、彼らは経札を幅広くつくり、その衣のふさを大きくし、また、宴会の上座、会堂の上席を好み、23:7広場であいさつされることや、人々から先生と呼ばれることを好んでいる(マタイ23:5〜7)」
例えば、パーティーや自宅などに招待された時に招待者(主人)の案内を無視して一番良い上座を捜し、勝手に座ってしまうことは図々しい感じがしますよね。大体の日本人なら謙虚で控えめなので「わたしは後ろに・・」と言いますが、関心があるものや自分を立てたいと思う場合であれば「我先に・・」と前に行くケースもあるかもしれませんけど、神の御前ではへりくだった心が求められています。
では上席(じょうざ)とはどこか?ですが「入り口から遠い席」になります。下座(未座)は逆で入り口から近い席です。
教会で言えば一番前です。コンサートライブと例えると一番アーティストの目の前=S席が上席です。一般的に招待された人が上席に座るのはマナー違反となります。
聖書にありますが、席によっては誰が招待されているかわからないので恥をかかないためにも無難に後ろの席に座るようにした方が良さそうです。
また招く場合は人の報いより神様からの報いを考えて行動すると○。
【ポイント】
- ポイント①👉招かれた時は入り口から一番近い席に座ろう!
- ポイント②👉婚宴を招くのは神様。
- ポイント③👉いつもへりくだった気持ちでいよう!
※たとえ話の聖書解釈について、イエス様に直々に聞いた(霊的交わり)解釈ではないのでイエス様の御心に不足した内容、神の意思との相違がある可能性にご了承ください。ただし信仰生活で正しいと思える内容から記載しております。
▼他のたとえ話▼
- 岩の上に土台を建てた家のたとえ話。Filening Number:①
- 新しいぶどう酒は新しい革袋(古い着物は古い革袋)へのたとえ話。Filening Number:②
- 金を借りた2人のたとえ話。Filening Number:③
- 種を蒔く人のたとえ話。Filening Number:④
- 善きサマリア人のたとえ 話。Filening Number:⑤
- 求めなさいそうすれば与えられる、真夜中に尋ねてくる友人のたとえ。Filening Number:⑥
- 愚かな金持ちのたとえ話。Filening Number:⑦
- 目を覚ましている僕(しもべ)のたとえ話。Filening Number:⑧
- 実のならないいちじくの木のたとえ話。Filening Number:⑨
- 毒麦のたとえ話。Filening Number:⑩
- からし種とパン種のたとえ話。Filening Number:⑪
- 畑に隠してる宝・良い真珠・世の終わりのたとえ話。Filening Number:⑫
- 婚宴の上座のたとえ話。Filening Number:⑬
- 盛大な大宴会のたとえ話。Filening Number:⑭
- 費用の計算のたとえ話。Filening Number:⑮
- 見失った(迷い出た)羊のたとえ。Filening Number:⑯
- 銀貨を無くした女のたとえ話。Filening Number:⑰
- 放蕩(ほうとう)息子のたとえ話。Filening Number:⑱
- 不正の管理人のたとえ話。Filening Number:⑲
- 金持ちとラザロのたとえ話。Filening Number:⑳
- 主人としもべのたとえ。Filening Number:㉑
- やもめと不正な裁判官のたとえ 。Filening Number:㉒
- ファリサイ派(パリサイ)の人と徴税人のたとえ話。Filening Number:㉓
- 仲間を許(赦)さない家来のたとえ話。Filening Number:㉔
- ぶどう園の労働者のたとえ話。Filening Number:㉕
- 二人の息子のたとえ話。Filening Number:㉖
- ぶどう園と農夫のたとえ話。Filening Number:㉗
- 婚宴のたとえ話。Filening Number:㉘
- 10人の乙女(おとめ)娘のたとえ話。Filening Number:㉙
- タラントのたとえ話。Filening Number:㉚
- 羊と山羊を分ける(裁き)のたとえ話。Filening Number: ㉛