【聖書】見失った(迷い出た)羊のたとえ。Filening Number:⑯

見失った(迷い出た)羊
ステファノ
聖書で”見失った(迷い出た)羊・なんちゃら”のたとえ箇所ってどこやっけ?
ジョブス
(マタイの福音書18:12-14)(ルカの福音書15:1-7)で語られているよ!
ステファノ
ちなみに、どんな内容やったけ?
ジョブス
たぶんだけどな〜”見失った(迷い出た)羊のたとえ”の意味をざっくり解説してみたから参考にしてみてや!

見失った羊のたとえ話

【語られた内容】(マタイの福音書18:12-14)(ルカの福音書15:1-7)

「あなたがたはどう思うか。ある人に百匹の羊があり、その中の一匹が迷い出たとすれば、九十九匹を山に残しておいて、その迷い出ている羊を捜しに出かけないであろうか。もしそれを見つけたなら、よく聞きなさい、迷わないでいる九十九匹のためよりも、むしろその一匹のために喜ぶであろう。そのように、これらの小さい者のひとりが滅びることは、天にいますあなたがたの父のみこころではない。」(マタイの福音書18:12-14)

「さて、取税人や罪人たちが皆、イエスの話を聞こうとして近寄ってきた。するとパリサイ人や律法学者たちがつぶやいて、「この人は罪人たちを迎えて一緒に食事をしている」と言った。そこでイエスは彼らに、この譬をお話しになった、「あなたがたのうちに、百匹の羊を持っている者がいたとする。その一匹がいなくなったら、九十九匹を野原に残しておいて、いなくなった一匹を見つけるまでは捜し歩かないであろうか。そして見つけたら、喜んでそれを自分の肩に乗せ、 家に帰ってきて友人や隣り人を呼び集め、『わたしと一緒に喜んでください。いなくなった羊を見つけましたから』と言うであろう。よく聞きなさい。それと同じように、罪人がひとりでも悔い改めるなら、悔改めを必要としない九十九人の正しい人のためにもまさる大きいよろこびが、天にあるであろう。」(ルカの福音書15:1-7)

※口語訳より

【どういうたとえ話?】

パリサイ人(ファリサイ派)や律法学者達が罪人と食事をしているイエス様を見て皮肉の言葉を言ったときにイエス様が反論するシーンです。話を簡単にたとえると、たった1人の為でも大事(99よりも勝る喜び)にするイエス様の憐みを表現しています。人間がグループに人を入れる場合、スペックや能力、容姿など使えるメンバー選んだり、また見捨たり、躊躇しますが、イエス様はどんな人(罪人)でも誰一人として命を失わせたくないという愛そのものがあるのです。

【ヒント】

  • ポイント①👉羊飼いは=イエス・キリスト
  • ポイント②👉99匹はクリスチャン
  • ポイント③👉1匹のはぐれた羊=罪人(未信徒)
  • ポイント④👉ファリサイ派や律法学者達は、律法規定を厳格に守る者こそが「義人」で神様から祝福を預かる資格がある者だと思っていたので徴税人や罪人を蔑んでいた。

 

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