【聖書】タラントのたとえ話。Filening Number:㉚

タラント
ステファノ
聖書で”タラントが・・なんちゃら”のたとえ箇所ってどこやっけ?
ジョブス
(マタイの福音書25:14〜30)(ルカの福音書19:12〜27)の箇所で語られているよ!
ステファノ
ちなみに、どんな内容やったけ?
ジョブス
たぶんだけどな〜” 意味をざっくり解説してみたから参考にしてみてや!

タラントのたとえ話

【語られた内容】(マタイの福音書25:14〜30)(ルカの福音書19:12〜27)

また天国は、ある人が旅に出るとき、その僕どもを呼んで、自分の財産を預けるようなものである。すなわち、それぞれの能力に応じて、ある者には五タラント、ある者には二タラント、ある者には一タラントを与えて、旅に出た。五タラントを渡された者は、すぐに行って、それで商売をして、ほかに五タラントをもうけた。二タラントの者も同様にして、ほかに二タラントをもうけた。しかし、一タラントを渡された者は、行って地を掘り、主人の金を隠しておいた。だいぶ時がたってから、これらの僕の主人が帰ってきて、彼らと計算をしはじめた。二タラントの者も進み出て言った、『ご主人様、あなたはわたしに二タラントをお預けになりましたが、ごらんのとおり、ほかに二タラントをもうけました』。主人は彼に言った、『良い忠実な僕よ、よくやった。あなたはわずかなものに忠実であったから、多くのものを管理させよう。主人と一緒に喜んでくれ』。一タラントを渡された者も進み出て言った、『ご主人様、わたしはあなたが、まかない所から刈り、散らさない所から集める酷な人であることを承知していました。そこで恐ろしさのあまり、行って、あなたのタラントを地の中に隠しておきました。ごらんください。ここにあなたのお金がございます』。すると、主人は彼に答えて言った、『悪い怠惰な僕よ、あなたはわたしが、まかない所から刈り、散らさない所から集めることを知っているのか。それなら、わたしの金を銀行に預けておくべきであった。そうしたら、わたしは帰ってきて、利子と一緒にわたしの金を返してもらえたであろうに。さあ、そのタラントをこの者から取りあげて、十タラントを持っている者にやりなさい。おおよそ、持っている人は与えられて、いよいよ豊かになるが、持っていない人は、持っているものまでも取り上げられるであろう。この役に立たない僕を外の暗い所に追い出すがよい。彼は、そこで泣き叫んだり、歯がみをしたりするであろう』。(マタイの福音書25:14〜30)

それで言われた、「ある身分の高い人が、王位を受けて帰ってくるために遠い所へ旅立つことになった。そこで十人の僕を呼び十ミナを渡して言った、『わたしが帰って来るまで、これで商売をしなさい』。ところが、本国の住民は彼を憎んでいたので、あとから使者をおくって、『この人が王になるのをわれわれは望んでいない』と言わせた。さて、彼が王位を受けて帰ってきたとき、だれがどんなもうけをしたかを知ろうとして、金を渡しておいた僕たちを呼んでこさせた。最初の者が進み出て言った、『ご主人様、あなたの一ミナで十ミナをもうけました』。主人は言った、『よい僕よ、うまくやった。あなたは小さい事に忠実であったから、十の町を支配させる』。次の者がきて言った、『ご主人様、あなたの一ミナで五ミナをつくりました』。そこでこの者にも、『では、あなたは五つの町のかしらになれ』と言った。それから、もうひとりの者がきて言った、『ご主人様、さあ、ここにあなたの一ミナがあります。わたしはそれをふくさに包んで、しまっておきました。あなたはきびしい方で、おあずけにならなかったものを取りたて、おまきにならなかったものを刈る人なので、おそろしかったのです』。彼に言った、『悪い僕よ、わたしはあなたの言ったその言葉であなたをさばこう。わたしがきびしくて、あずけなかったものを取りたて、まかなかったものを刈る人間だと、知っているのか。では、なぜわたしの金を銀行に入れなかったのか。そうすれば、わたしが帰ってきたとき、その金を利子と一緒に引き出したであろうに』。そして、そばに立っていた人々に、『その一ミナを彼から取り上げて、十ミナを持っている者に与えなさい』と言った。彼らは言った、『ご主人様、あの人は既に十ミナを持っています』。『あなたがたに言うが、おおよそ持っている人には、なお与えられ、持っていない人からは、持っているものまでも取り上げられるであろう。しかしわたしが王になることを好まなかったあの敵どもを、ここにひっぱってきて、わたしの前で打ち殺せ』」。(ルカの福音書19:12〜27)

※口語訳より

【どういうたとえ話?】

3人の僕(しもべ)たちが主人から預けられた通貨”タラント(才能や賜物)”の使い道で僕たちを評価した話。このことからクリスチャンとなった者は神様から預かった賜物がそれぞれあり、その賜物を管理し使っていく必要があるということ。

☝️クリスチャンは神様を伝える職務(クリスチャンにしかできない)があるため、それぞれ各々賜物が用意されている。そのタラント(賜物)を使わないでダラダラして生涯を終わってしまっては良くない僕と扱われてしまう可能性がある。

※タラントは才能ともあり、自分のコンプレックスやネガティブな部分だったり・・そこに才能が隠されており、ここに神の奥義がある。

【ポイント】

  • ポイント①👉1タラント=6000万ほどの価値。
  • ポイント②👉主人への忠実さを現すたとえ。
  • ポイント③👉主人=神様、僕(しもべたち)=クリスチャン、タラント=賜物(霊的含む)
  • ポイント④👉Aの僕とBの僕のタラント運営管理の差はあったが、神様は賜物を使うことで比較せずに喜ばれる。Cの僕はタラントを活用しなかったため堕落。

 

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