種を蒔く人のたとえ話
【語られた内容】(マタイ13:3〜8)(マルコ4:3〜8)(ルカ8:5〜8)
「聞きなさい、種まきが種をまきに出て行った。まいているうちに、道ばたに落ちた種があった。すると、鳥がきて食べてしまった。ほかの種は土の薄い石地に落ちた。そこは土が深くないので、すぐ芽を出したが、日が上ると焼けて、根がないために枯れてしまった。日が上ると焼けて、根がないために枯れてしまった。ほかの種は良い地に落ちた。そしてはえて、育って、ますます実を結び、三十倍、六十倍、百倍にもなった」。(マルコ4:3〜8)
「種まきが種をまきに出て行った。まいているうちに、ある種は道ばたに落ち、踏みつけられ、そして空の鳥に食べられてしまった。ほかの種は、いばらの間に落ちたので、いばらも一緒に茂ってきて、それをふさいでしまった。ところが、ほかの種は良い地に落ちたので、はえ育って百倍もの実を結んだ」。こう語られたのち、声をあげて「聞く耳のある者は聞くがよい」と言われた。(ルカ8:5〜8)
※口語訳より
【どういうたとえ話?】
イエス様が持ってきた御国の御言葉の種を人々に満遍なくまいたが、良い土地にしか種が実ることが出来ないよって内容です。
つまり、心の硬い人や惑わしに弱い人などは御言葉を受けても落としてしまい、心の柔軟な人=悟ることが出来た人は御言葉を受け入れてイエス様の種の実が結ぶという意味という感じです。
正直、僕も聖書を読んで聖書のような人になれるのか?というと100%難しいのですが、ダメでもイエス様のすがることが出来れていればOKかなぁっと思います。
自分が何も出来なくても、ダメでも御言葉を聞いて、イエス様の信仰が続けられている時点で良い土地だ・・と解釈をしちゃいます。笑
「わたしって良い土地?」って思っても自信を持ってくださいね!
▼土地についてのたとえ▼
★道端とは・・「だれでも御国の言を聞いて悟らないならば、悪い者がきて、その人の心にまかれたものを奪いとって行く。道ばたにまかれたものというのは、そういう人のことである。」(マタイ13:19)
★石地とは・・「石地にまかれたものというのは、御言を聞くと、すぐに喜んで受ける人のことである。その中に根がないので、しばらく続くだけであって、御言のために困難や迫害が起ってくると、すぐつまずいてしまう。」(マタイ13:20〜21)
★薔薇とは・・「また、いばらの中にまかれたものとは、御言を聞くが、世の心づかいと富の惑わしとが御言をふさぐので、実を結ばなくなる人のことである。(マタイ13:22)」
★良い土地とは・・「また、良い地にまかれたものとは、御言を聞いて悟る人のことであって、そういう人が実を結び、百倍、あるいは六十倍、あるいは三十倍にもなるのである」。(マタイ13:23)」
【ポイント】
- ポイント①👉種まき(種をまいた人)はイエス様のこと
- ポイント②👉種は神の言葉(御国の言葉)
- ポイント③👉道端は人の心
- ポイント④👉土地にある障害物(道端、石地、薔薇)=誘惑・欲望などがあった。
- ポイント⑤👉あらゆる場所に種をまいていることから、どんな人にも平等に種をまいている(御言葉を伝えている)。
- ポイント⑥👉良い種(御言葉)は100倍にも膨らむ良い種だった
※たとえ話の聖書解釈について、イエス様に直々に聞いた(霊的交わり)解釈ではないのでイエス様の御心に不足した内容、神の意思との相違がある可能性にご了承ください。ただし信仰生活で正しいと思える内容から記載しております。
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