タラントのたとえ話
【語られた内容】(マタイの福音書25:14〜30)(ルカの福音書19:12〜27)
それで言われた、「ある身分の高い人が、王位を受けて帰ってくるために遠い所へ旅立つことになった。そこで十人の僕を呼び十ミナを渡して言った、『わたしが帰って来るまで、これで商売をしなさい』。ところが、本国の住民は彼を憎んでいたので、あとから使者をおくって、『この人が王になるのをわれわれは望んでいない』と言わせた。さて、彼が王位を受けて帰ってきたとき、だれがどんなもうけをしたかを知ろうとして、金を渡しておいた僕たちを呼んでこさせた。最初の者が進み出て言った、『ご主人様、あなたの一ミナで十ミナをもうけました』。主人は言った、『よい僕よ、うまくやった。あなたは小さい事に忠実であったから、十の町を支配させる』。次の者がきて言った、『ご主人様、あなたの一ミナで五ミナをつくりました』。そこでこの者にも、『では、あなたは五つの町のかしらになれ』と言った。それから、もうひとりの者がきて言った、『ご主人様、さあ、ここにあなたの一ミナがあります。わたしはそれをふくさに包んで、しまっておきました。あなたはきびしい方で、おあずけにならなかったものを取りたて、おまきにならなかったものを刈る人なので、おそろしかったのです』。彼に言った、『悪い僕よ、わたしはあなたの言ったその言葉であなたをさばこう。わたしがきびしくて、あずけなかったものを取りたて、まかなかったものを刈る人間だと、知っているのか。では、なぜわたしの金を銀行に入れなかったのか。そうすれば、わたしが帰ってきたとき、その金を利子と一緒に引き出したであろうに』。そして、そばに立っていた人々に、『その一ミナを彼から取り上げて、十ミナを持っている者に与えなさい』と言った。彼らは言った、『ご主人様、あの人は既に十ミナを持っています』。『あなたがたに言うが、おおよそ持っている人には、なお与えられ、持っていない人からは、持っているものまでも取り上げられるであろう。しかしわたしが王になることを好まなかったあの敵どもを、ここにひっぱってきて、わたしの前で打ち殺せ』」。(ルカの福音書19:12〜27)
※口語訳より
【どういうたとえ話?】
3人の僕(しもべ)たちが主人から預けられた通貨”タラント(才能や賜物)”の使い道で僕たちを評価した話。このことからクリスチャンとなった者は神様から預かった賜物がそれぞれあり、その賜物を管理し使っていく必要があるということ。
☝️クリスチャンは神様を伝える職務(クリスチャンにしかできない)があるため、それぞれ各々賜物が用意されている。そのタラント(賜物)を使わないでダラダラして生涯を終わってしまっては良くない僕と扱われてしまう可能性がある。
※タラントは才能ともあり、自分のコンプレックスやネガティブな部分だったり・・そこに才能が隠されており、ここに神の奥義がある。
【ポイント】
- ポイント①👉1タラント=6000万ほどの価値。
- ポイント②👉主人への忠実さを現すたとえ。
- ポイント③👉主人=神様、僕(しもべたち)=クリスチャン、タラント=賜物(霊的含む)
- ポイント④👉Aの僕とBの僕のタラント運営管理の差はあったが、神様は賜物を使うことで比較せずに喜ばれる。Cの僕はタラントを活用しなかったため堕落。
※たとえ話の聖書解釈について、イエス様に直々に聞いた(霊的交わり)解釈ではないのでイエス様の御心に不足した内容、神の意思との相違がある可能性にご了承ください。ただし信仰生活で正しいと思える内容から記載しております。
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