▲上記のことから解説していきます▲
ハレルヤ!クリスぱんだ(@jesus153blog)です。
聖書には旧約聖書と新訳聖書とあり、その中で旧約聖書に”詩篇”という箇所があります。
詩篇のテーマをわかりやすく言えば『トーラー(モーセの5書)&メシア、嘆き&賛美、信仰&希望』です。
詩篇は、聖書の名言や礼拝のメッセージでもよく紹介されている箇所なので、今回詩篇について初心者でもわかりやすいようにゆるーく解説していきます。是非参考にして覚えてみてください。
本記事でわかること
☑️詩篇って?
☑️詩篇の有名な箇所
☑️詩篇からわかること(まとめ)
聖書の詩篇とは?
詩篇とは、ユダヤ人によって収められた150篇の賛美、祈り、感謝、悔い改め、また神に対する信頼と愛情を表す詩になります。
👉詩篇では、旧約聖書に150篇の神への賛美の詩が書かれています。
詩篇は、旧約聖書のこの辺りに書いてます。↑
では、詩篇の概要と大まかな流れをご紹介していきます。
詩篇の概要
詩篇の概要は、イスラエルの時代からで。ヘブル語の詩・歌・祈り150編が納められています。
- ダビデ(73編)
- アサフ(12)
- ソロモン、モーセ(3)
- コラジン(11)
- へマンとエタン(2)
- 3分の1(不明)
ダビデ王から次、複数の人が作品をおさめられています。
そして、詩篇を大きく2つに分けると”嘆きの詩”と”賛美の詩”と分けられます。
・嘆き→この世界に起きている悲惨な出来事などの戸惑い・怒り・痛みなどの出来事。
・賛美→神の良いできごとに目を止めて賛美を捧げる。
詩篇では、前半に嘆きの文があり、後半に向かって賛美の表現”ハレルヤ”と神への称えで終わりに向っていきます。
この嘆きから賛美へと移り変わりが、祈りの本質を教えているのが特徴です。
クリスチャンは、メシアの王国を楽しみに待っていますが、この世界を見たときには「なぜだ!」と苦しみのあるため葛藤も生まれるものです。
ですが、詩篇では人生の苦しみを見て見ぬふりをしないように教えており、信仰というのは未来思考でありメシアの王国に目を向けるものだと教えています。
詩篇を知るためには
詩篇は、大きく5つのセクションに分けられます。
・第一巻(3ー41)・・戒めを忠実に守りメシアの王国を待ち望む神の民の祈り。
・第二巻(42ー72)・・エルサレム神殿の帰還&メシアが支配する未来
・第三巻(73−89)・・ダビデ王国の追放と失墜(ダビデへの祈りを思い起こす祈り)
・第四巻(90−106)モーセの祈りを思い起こす祈り。主が世界の王だと宣言する。
・第五巻(107ー145)神が民の嘆きを聞き神の国をもたらす箇所
詩篇では上記のような構成になります。
前半は”嘆き”後半は”祈り”と変化しているのが分かります。
詩篇は最初から読まないと概要がわからないので上記の五巻の概要を理解して読んでみると楽に読めると思います。
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詩篇の有名な箇所(名言)
では、詩篇の有名な名言箇所を集めました。
📕いと高き者よ、あなたによってわたしは喜びかつ楽しみ、あなたの名をほめ歌います。(詩篇9:2)
📕1主はわたしの牧者であって、わたしには乏しいことがない。2主はわたしを緑の牧場に伏させ、いこいのみぎわに伴われる3主はわたしの魂をいきかえらせ、み名のためにわたしを正しい道に導かれる。4たといわたしは死の陰の谷を歩むとも、わざわいを恐れません。あなたがわたしと共におられるからです。あなたのむちと、あなたのつえはわたしを慰めます。5あなたはわたしの敵の前で、わたしの前に宴を設け、わたしのこうべに油をそそがれる。わたしの杯はあふれます。6わたしの生きているかぎりは必ず恵みといつくしみとが伴うでしょう。わたしはとこしえに主の宮に住むでしょう。ダビデの歌(詩篇23:1〜6)
📕その怒りはただつかのまで、その恵みはいのちのかぎり長いからである。夜はよもすがら泣きかなしんでも、朝と共に喜びが来る。(詩篇30:5)
📕見よ、主の目は主を恐れる者の上にあり、そのいつくしみを望む者の上にある(詩篇33:18)
📕神よ、あなたのいつくしみによって、わたしをあわれみ、あなたの豊かなあわれみによって、わたしのもろもろのとがをぬぐい去ってください。わたしの不義をことごとく洗い去り、わたしの罪からわたしを清めてください(詩篇51:1〜2)
📕わたしはあなたにむかって罪を犯すことのないように、心のうちにみ言葉をたくわえました。(詩篇119:11)
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詩篇からわかること(まとめ)
詩篇についてのまとめです。
- 詩篇は、ユダヤ人によって収められた150篇の賛美、祈り、感謝、悔い改めの書である。
- 詩篇を大きく2つに分けると”嘆きの詩”と”賛美の詩”と分けられる
- 詩篇は五巻からなる。
- 前半は、嘆き苦しむ詩。後半は神に称え最後はハレルヤと終わる。
詩篇の内容から私たちは人生の苦労で嘆きはあるが、もう一度トーラー(モーセの書)の教えに帰り、信仰によって神の王国を待ち望み、未来・希望へと繋げていこうじゃないか!というのが詩篇となります。
お疲れ様でした。では、祝福がありますように( ^ω^ )
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