聖書で”仲間を許さない・・なんちゃら”のたとえ箇所ってどこやっけ?
(マタイの福音書18:21〜34)で語られているよ!
ちなみに、どんな内容やったけ?
たぶんだけどな〜”仲間を許(赦)さない家来のたとえ話”の意味をざっくり解説してみたから参考にしてみてや!
仲間を許さない家のたとえ話
【語られた内容】(マタイの福音書18:21〜34)※理解向上のため()に関係キーワードを入れています。
そのとき、ペテロがイエスのもとにきて言った、「主よ、兄弟がわたしに対して罪を犯した場合、幾たびゆるさねばなりませんか。七たびまでですか」。イエスは彼に言われた、「わたしは七たびまでとは言わない。七たびを七十倍するまでにしなさい。それだから、天国は王(神)が僕たち(私たち)と決算をするようなものだ。決算が始まると、一万タラント(現在の紙幣で約6千億)の負債のある者(あなた)が、王のところに連れられてきた。しかし、返せなかったので、主人は、その人自身とその妻子と持ち物全部とを売って返すように命じた。そこで、この僕はひれ伏して哀願した、『どうぞお待ちください。全部お返しいたしますから』。僕の主人(イエス様?)はあわれに思って、彼をゆるし、その負債を免じてやった。その僕が出て行くと、百デナリを貸しているひとりの仲間に出会い、彼をつかまえ、首をしめて『借金を返せ』と言った。そこでこの仲間はひれ伏し、『どうか待ってくれ。返すから』と言って頼んだ。しかし承知せずに、その人をひっぱって行って、借金を返すまで獄に入れた。その人の仲間たちは、この様子を見て、非常に心をいため、行ってそのことをのこらず主人に話した。そこでこの主人は彼を呼びつけて言った、『悪い僕、わたしに願ったからこそ、あの負債を全部ゆるしてやったのだ。わたしがあわれんでやったように、あの仲間をあわれんでやるべきではなかったか』。そして主人は立腹して、負債全部を返してしまうまで、彼を獄吏(ごくり)に引きわたした。(マタイの福音書18:23〜34)
※口語訳より
【どういうたとえ話?】
天国に行くと神の裁きが待っている。そこに大借金がある者がいたが主人に憐みによって全ての罪が免除される。しかし解放された道中、憎き知り合いに出会い自分が酷いことをされた事を許せずにいたので懲らしめた。その状況を見た人達が主人に報告したので彼の罪の免除が剥奪されて獄吏(ごくり)=監獄の役人に身柄を引き渡された。
つまり、怒りや憎しみを持っていれば・・死後の裁きの座で神様にあなたの多くの罪を全免除されたのになぜあなたは他人の小さな罪でさえも許せないのですか?と神に問われることになる。→「そして、一度だけ死ぬことと、死んだ後さばきを受けることとが、人間に定まっているように、(ヘブル人への手紙9:27)」
このことから人を許さなければ神様もその人を許される事がないと言う教え。→「あなたがためいめいも、もし心から兄弟をゆるさないならば、わたしの天の父もまたあなたがたに対して、そのようになさるであろう」(マタイ の福音書18:35)
【ポイント】
- ポイント①👉7と言う数字は完全な数字=7×70陪で無限に赦しましょう。
- ポイント②👉1タラントン = 6千デナリ、1デナリ = (労働者の1日の平均賃金。1万ほど)
- ポイント③👉神の裁きにあうときには、他人の罪を許した状態で神の元へ向かおう!そうすれば神様も許してくれる。
※たとえ話の聖書解釈について、イエス様に直々に聞いた(霊的交わり)解釈ではないのでイエス様の御心に不足した内容、神の意思との相違がある可能性にご了承ください。ただし信仰生活で正しいと思える内容から記載しております。
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