からし種とパン種のたとえ話
【語られた内容】(マタイの福音書13:31〜33)(マルコの福音書4:30〜32)(ルカの福音書13:18〜21)
また言われた、「神の国を何に比べようか。また、どんな譬で言いあらわそうか。それは一粒のからし種のようなものである。地にまかれる時には、地上のどんな種よりも小さいが、まかれると、成長してどんな野菜よりも大きくなり、大きな枝を張り、その陰に空の鳥が宿るほどになる」。(マルコの福音書4:30〜32)
そこで言われた、「神の国は何に似ているか。またそれを何にたとえようか。一粒のからし種のようなものである。ある人がそれを取って庭にまくと、育って木となり、空の鳥もその枝に宿るようになる」。また言われた、「神の国を何にたとえようか。また言われた、「神の国を何にたとえようか。(ルカの福音書13:18〜21)
※口語訳より
【どういうたとえ話?】
2000年前にイエス様が撒かれた御言葉の種(福音=良い知らせ)は今後もっと大きく成長し、世の終わりまで御言葉がもっともっと拡大し続くというたとえ話。この2つのたとえ(からし種、パンの種)は小さな御言葉 (御国の種)ですが、これを受けて育てる事でビックリするくらいの成長と信仰心が芽生えますよ=御国(天国)の拡大の約束のたとえ話。※この栄養素が聖霊や神様の霊。
今は実感がないと思いますが、小さな種の成長で感じ取れる喜びはとってもとってもハッピーになれる良いことです。
ちなみに2000年前に救世主イエス様とその弟子達が広げた教えが、現時点の世界総人口73億人の内に約23億人(32%)以上の方がキリスト信者となりました。(世界最大規模です。)
【ポイント・ヒント】
- ポイント①👉からし種は最も小さい種だが成長するととても大きい木になることから比喩として使われた。
- ポイント②👉パンに小さな発酵菌=イースト菌をいれることで大きくパンが膨れ上がることを比喩として使われた。
※たとえ話の聖書解釈について、イエス様に直々に聞いた(霊的交わり)解釈ではないのでイエス様の御心に不足した内容、神の意思との相違がある可能性にご了承ください。ただし信仰生活で正しいと思える内容から記載しております。
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